DAI's diary

旅行を中心とした趣味で感じたことを書いていきます

【No.7】入社1年目の教科書

 

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どんな本か?

ライフネット生命創業者の岩瀬氏が自身の経験から、社会人1年目で意識すべきこと50項目がまとめられた本であり、仕事の仕方、考え方から、どんな人とランチすべきかと幅広い岩瀬氏ならではの"独自"の視点が特徴的です。

 

入社1年目でなくても参考になる

入社1年目の"教科書"と言われると挨拶はハキハキ、最初が肝心、など、新人ならではの視点だけでなく、社会人ならば一度は悩む、人との"コミュニケーション"のやり方も紹介されており、既に社会人の方にも参考になる本といえます。

 

仕事に対する考え方

私が特に共感できるなと思ったのは、「50点で構わないから早く出せ」、「質問はメモを見せながら」、「仕事は総力戦」の三つです。詳しくは本書を見ていただきたいのですが、自分のなんとなく意識していたところが書いてあって、やっていて間違いはなかったんだ、と思えたことが一番の収穫でした。

 

50項目全てを実践する必要はない

この本のタイトルは、入社1年目の"教科書"です。入社前の人が読むことが多いと思いますが、入社2年目の自分が読んだ感想を述べます。この本は"教科書"というよりも"参考書"として読むほうがいいと思います。なぜかというと、岩瀬氏の経験が基になった項目があるため、業種、職種によっては必ずしも当てはまらない場合があります。なので個人的この本のおすすめは、自分の参考になる所だけ真似するのが良いと思います。特に入社を控えた学生だと、"教科書"だからと全てを真似しようとしてしまうかもしれませんが、個人的には柔軟性に欠けてしまうのでは、と思います。

 

最後に

本の"おわりに"に、岩瀬氏が少し離れた業界のコメンテーターとして約五日間で知識を習得し、テレビ出演した話があります。この話を読むと普通に凄い人です。(実業家ですし、ハーバード出身)だからこそストイックなことが当たり前のこととして、書かれているのだろうか、と思いました。世の中で活躍している人の考えに触れられるいい機会だと思いますので、気になる方は是非。

 

ではでは。