DAI's diary

旅行を中心とした趣味で感じたことを書いていきます

【No.6】 世界一やさしい 問題解決の授業

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問題解決するために必要な能力とは

「考え抜く技術」と「行動する癖」

日々生活する中で様々な問題/課題に直面していると思います。例えばテストでいい点を取る、仕事で成果を上げるなど、その課題を達成するためにどうやっていくか、どうしたら解決できるか?と考えた経験はありませんか。そんなあなたは解決手段を考え、実行に移していくことを無意識に行っています。これを意識的かつこの本でご紹介されている手法を用いることで様々な課題を解決できるようになると述べられています。

才能ではなく、「癖」

 あの人、頭がいいな。仕事ができるよな。自分には才能がないから・・・と諦めていませんか?自分で考え、行動するという経験を何度も積み上げていくと、「考え抜く癖」と「前向きな姿勢の癖」がつきます。最初は失敗してもいいんです。諦めずに考え、行動することを繰り返すことで自然と問題を解決する力が身についていくとのこと。

「考え」と「行動」のセット

課題に直面した時にひたすら 「考え抜く」だけでも、とりあえず「行動する」だけでもすぐに課題は解決できません。もちろん、行動をしていればいつかは解決することができるかもしれません。でも生きていく中で「時間」は限られています。直面した課題に対して最短距離でゴールに向かっていけば成長スピードが上がり、より大きな夢を実現する可能性が高まります。考え抜いて、それを実践する。このセットで行うことが大切です。

問題解決までの流れ

問題解決とは、「①現状を正確に理解し」「②問題の原因を見極め」「③効果的な打ち手まで考え抜き」「④実行する」ことです。単純そうに見えて①-④を一つ一つをできているでしょうか?例えば、学校の英語の成績が落ちてきたとします。ではこの成績をあげるためにはどうしたらいいでしょうか?ありがちなのは成績が落ちてきたから成績を上げよう!と考えて勉強時間を長くしよう!とか部活の時間を減らそう!と思いつきで行動してしまうことです。つまり、成績が落ちてきたという事実に対して②と③をすっとばして④を実践してしまう場合です。もしかしたら集中できていないだけかもしれません、そしたら勉強時間をただ長くするのは解決方法にはなっていません。まずはどの問題が解けないのか、なぜ解けないのかと分析から始めていくことがおすすめされています。

 

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Toolをうまく使いこなす

 問題解決のための「便利な考える道具」があります。

①分解の木

②はい、いいえの木

③課題分析シート

④仮説の木

 

詳しくは是非本書を読んでみてください。原因の特定や打ち手の決定を考えることを助けてくれます。

 

一度では身に付かない

一度やってみて満足。本を読んで満足。これでは問題解決能力は身につきません。わたしもよく本を読んで満足してしまいますが、「実践」と「繰り返し」がなければ定着しません。世の中には様々な啓発本がありますが、コレだ!と思うものは是非実践して身につけたいですよね。本書はそんな本の一つです。具体例が何よりも分かりやすく、実践しやすいと感じました。

 

気になる方はAmazonでのご購入を検討されてみては。